最近、コロナの影響もあり、健康に意欲的になっている方は増えています。
さらにニーズの多様化や高齢化社会の影響もあって、
ジムは体を鍛える場所だけでなく、健康を維持したり、ストレスを発散したりといろいろな用途に使われるようになりました。
そのような中で増えていくジムを見て、ジムの経営に興味を持たれている方がいるかもしれません。
今回はジムを成功に導くために必要なこと3選をお伝えします。
ぜひ今回の内容を参考にジム経営に活かしてください。
早速ですがその必要な3選とは
・☆ターゲットの選定を行い、ジムの方向性を決める
・☆マシンは人気のものを導入する
・☆価格設定などに経営的観点を持つ
です。具体的に見ていきましょう。
[☆ターゲットの選定を行い、ジムの方向性を決める。]
ジムの開業をするのであれば、一番初めに考えるべきはどんなジムをつくりたいのかという部分になります。
誰にどのようなサービスを提供したいのかを考えましょう。
この「誰に」という部分ですが、
ジムの主なターゲットは4パターンあります。
・会社帰りに筋トレがしたい社会人
・体型を維持、改善したい社会人
・健康を維持したい高齢者
・体を鍛えたい大学生
です。
ターゲットがしっかりと定まっていないと、経営の方針がぐらついてしまう可能性がありますので、
自分のジムは誰に使用してほしいのかを改めて考えてみてください。
ターゲットが明確になるとジム開業への解像度が高まりますので、今後の方針が立てやすくなります。
さらにジムをどこに建てるのかの立地条件や、コンセプトづくりを行うことができるようになります。
立地は集客の部分で重要な役割を持つので、ぜひしっかり検討したいところです。
以下の記事ではターゲットの選定や立地条件などについてより詳しくお伝えしています。
ターゲットの4パターン、それぞれの詳しい解説もしていますので、
よろしければ下記のリンクからご確認ください。
ジムはどんな人をターゲットにすればいいのか – 株式会社東京ネバーランド (t-neverland.co.jp)
[☆マシンは人気のものを導入する]
ジム開業時であればマシンは人気のものを中心にそろえた方が良いです。
どこのジムにもある定番のマシンをしっかりと準備して、
多くの人のニーズに答えたれるようなジムにしていきましょう。
お客様がジムを選ばれるときに
このジムで自分の目的が達成できるか、は初めに検討される項目です。
・ジムに通って痩せたい!
・筋肉を増やしたい!
・運動不足を解消したい!
など今までニーズに答えてきたからこその人気のマシンを取り入れることによって
お客様の目的を達成することができます。
またマシン選びの時は基本的なトレーニングが可能な2種類を中心にそろえましょう。
①筋肉を鍛えるためのトレーニングマシン
②体幹、インナーマッスルを鍛えるためのトレーニング器具
①筋肉を鍛えるためのトレーニングマシン
・パワーラック
・スミスマシン
・アジャスタブルベンチ
これらのマシンはどのジムにもあると言っていいほどの人気の定番マシンです。
幅広く、かつ効率的なトレーニングを行うことができます。
②体幹、インナーマッスルを鍛えるためのトレーニング器具
・バランスボール
・トレーニングマット
これらはマシンほど高価ではないものの、ストレッチの際に使用したり、
いろいろなトレーニングにも使えますのでぜひ導入したいアイテムになります。
以下の記事では
それぞれのマシンやアイテムについて詳細に解説しています。
マシンについてもっと詳しく知りたいという方は下記のリンクからぜひご確認ください。
ジム開業に必要なマシンを徹底解説! – 株式会社東京ネバーランド (t-neverland.co.jp)
お客様がジムを選ぶポイントについて、前提として体を鍛えに来ているので、
マシンが自分の求めるトレーニングをしてくれるのかは非常に大事なポイントです。
マシン選びには妥協することなく、
お客様のニーズにしっかり答えられるようなジムを目指しましょう。
[☆価格設定などに経営的観点を持つ]
ジム経営を安定させるためには、価格をいくらかに設定するのかなどの価格設定などに経営的な観点が必要です。
競合のジムが月額1万円でやっているから、うちのジムは月額8000円にしよう。
このように決めてしまうと経営が安定しません。
価格設定に重要なポイントは主に3つです。
・サブスクの収入で経営を安定させる。
・既存顧客の継続率を上げて顧客満足度を高める。
・新規顧客と既存顧客のバランスを取る。
・サブスクの収入で経営を安定させる。
ジムを月額費用性にすると、毎月の収入の目安がつきます。
例えば月額1万円のジムを100人が利用していると、月100万円の収入になります。
どれくらいのお客さんがいれば利益が出るのかを試算することができるので、
計画的に新規顧客獲得のためのプロモーションができたりと、経営の基盤が安定したものになります。
どれくらいの売り上げが立つのかわからないという不安要素を1つなくすことができます。
・既存顧客の継続率を上げて顧客満足度を高める。
月額制のジム会費を収入の柱とするのであれば、既存顧客の継続率の向上は筆頭の課題になります。
ジムには合う合わないなどもあるため、ジムを辞めてしまうのは仕方のないことかもしれません。
しかし、ビジネスモデルを月額制すなわちサブスクリプション型にするのであれば、
継続率をできるだけ高めて新規顧客獲得の必要性を下げる必要があります。
新規顧客獲得は難しいですが、継続率を高めることは工夫ひとつで可能なことでもあるので、
顧客満足度が高くなるようなジムをつくっていきましょう。
・新規顧客と既存顧客のバランスをしっかりとる。
既存顧客の継続率を高めることは一番大事ですが、新規顧客の獲得もおろそかにすることはできません。
既存顧客の満足度も高めながら、同時に新しい方にも入会していていただける施策を考えていきましょう。
特に集客において口コミのパワーはとても高いので、普段ジムを使ってくださっている方が口コミをしやすいような施策が効果的です。
例えばお友達割が良い例です。お友達と一緒に参加されることで継続率も高まりますので、おすすめの施策のひとつと言えます。
このようなポイントを参考に、経営的な観点からジムを運営できるようにしていきましょう。
[まとめ]
ここまでで、ジムの成功に必要なことというテーマで解説してきました。
・☆ターゲットの選定を行い、ジムの方向性を決める
・☆マシンは人気のものを導入する
・☆価格設定などに経営的観点を持つ
がジムを成功させるためには欠かせないポイントです。
1つずつクリアして、たくさんお客さんの訪れるジムにしていきましょう。
ジムなどの健康に関する業界は拡大傾向にあります。
ニーズの多様化や高齢化社会など、様々な課題があるため、需要が増してきているためです。
開業したジムがより多くのお客様に届けられるように、
計画を立てながらジムを運営し、戦略的な施策をうちながら、
より多くの人の健康のために貢献していきましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございました。
(参考文献)
ジムを経営して儲かるの?業界を知り尽くしたプロが解説する理想と現実 | Fitness Business (fitnessclub.jp)
ジム経営が儲かる3つの理由!失敗しないための6つのポイントも解説 (mermake.co.jp)
フィットネスジムの開業に必要な準備や資金、手続きについて徹底解説 – 会費ペイブログ (kaihipay.jp)
スポーツジムを開業する前に人気のあるマシンも取り揃えよう!【意外にも2種類だけ】 – 店舗デザイン・店舗設計から内装工事までワンストップで対応|IDEAL (ideal-shop.jp)